腰痛症とはどのような病気?非特異的腰痛の解消方法

腰痛症とは、特定の病気を表す病名ではなく、腰の痛みという1つの症状を指しています。そして腰痛症は原因となる病気がわかっているものと、原因不明のものに大別されます。

 

腰痛症とは?

腰痛が起こる病気は多岐にわたりますが、直接的なものでは、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどの腰椎の病気があげられます。背骨は医学的には脊椎と呼ばれ、26個の骨(椎骨)で構成されています。

脊椎のうち腰の部分にある5個の骨が腰椎で、老化や腰に慢性的な負荷がかかることなどで腰椎や椎間板が変形して神経を圧迫し痛みが生じます。

また、脊椎の病気や脊髄、神経の病気、筋肉や骨盤の病気でも腰痛が起こります。

 

これらは整形外科の領域ですが、内臓系の病気や、動脈瘤といった血管の病気が原因になることもあります。

中にはがんによって腰痛が起こることもあります。ですが、大多数の人が苦しんでいる腰痛は原因不明なものです。

 

近年、腰痛症を生活習慣病の一つとしてとらえる動きがあります。

加齢だけでなく、悪い姿勢、運動不足、肥満、喫煙なども腰痛を引き起こす一因になっていて、まさに普段の生活が痛みとなって表れてくるということです。

 

 

非特異的腰痛?

生活習慣病としての腰痛は非特異的腰痛とも呼ばれ、かつては時間が経過すれば治るとされていました。

しかし、実際には痛みが長期に及ぶケースも多く、生活の見直しによって腰痛を積極的に改善していく取り組みが欠かせません。

安静にしていても、痛みが続く場合は思わぬ病気が潜んでいることがあります。必ず医師の診察を受けて下さい。

非特異的腰痛の解消法を紹介します。

 

 

非特異的腰痛の解消法

一般的で1番多いタイプの腰痛です。腰に悪い姿勢や動作を続けることによって、背骨本来の形状を保てなくなることによって腰に負担がかかり、痛みを発する場合が多いです。

加齢や運動不足、肥満などで筋力が低下していることも影響します。

 

 

仰向けになって、片方の足のひざを曲げ、両手で曲げたひざを抱えます。そのままひざを胸につけるようにゆっくりと引き寄せます。

5秒キープしたら、ゆっくりと元の姿勢に戻り、反対側も同様に行って下さい。腰と背中、太ももの裏側が伸びていることを意識しましょう。1日10回を目安に行って下さい。

 

 

太ももの裏側

仰向けになって、片方の足のひざを腰の辺りまで持ち上げます。太ももの裏側で両手を組みます。あげたほうの足をゆっくりと上方に伸ばします。

90度が目標ですが、最初はできるところまでで大丈夫です。

 

5秒キープしたらゆっくりと元の姿勢に戻り、反対側も同様に行って下さい。太ももの裏側が伸びていることを意識しましょう。

筋肉を伸ばしながら息を吐くのがポイントです。1日10回を目安に行って下さい。

 

 

腹筋

仰向けになって、両ひざを立てたら、足を肩幅程度まで開き、両手は太ももの上に軽く載せて下さいあごを引いて背中と床の間の角度が30~45度程度になるように上半身をゆっくりと起こして下さい。

5秒キープしたらゆっくりと元の姿勢に戻して下さい。下腹部を意識しましょう。無理をせずゆっくり腹筋に力を入れるだけでも効果があります。1日10回を目安に行って下さい。

 

 

背筋

下腹部にクッションやたたんだバスタオルなどを挟んでうつ伏せになります。あごを引いて、顔と床の間が10センチ程度になるまで上半身をゆっくりと起こします。

5秒キープしたらゆっくりと元の姿勢に戻して下さい。背中を意識して、腰はそらせ過ぎないように注意して下さい。1日5回を目安に行って下さい。

 

ストレッチを毎日継続して行うのも大切ですが、それと同じくらい普段の生活の中における姿勢を整えることも欠かせません。

正しい姿勢でストレッチを行い、必要な筋肉をつけることで腰痛改善への相乗効果が発揮されます。

 

姿勢における1番の基本は立つ姿勢を正すことです。背中が丸まっている、腰が反り過ぎる、あごやお腹が前に出る姿勢では、腰に負担がかかってしまいます。

特に、長時間立ちっぱなしでいる時は、左右前後に一定時間おきに重心を移動させ、同じ部分に負担がかかるのを防ぎましょう。

 

靴選びも重要です。スニーカーのようにできるだけ安定感があるものを履くようにしましょう。

足に合わない靴では正しく足裏で体重を支えきれず、体全体でバランスをとろうと無理な姿勢をとりがちになって、腰に良くありません。生活習慣の見直しをしてみましょう。

Posted by dobutu