子供が楽しく勉強するには親の環境を変えるところから

「子どもが勉強をしない」―それは親であれば一度は感じたことのある悩みではないでしょうか。

もちろん世の中には稀に、「勉強が好きで自ら楽しんで勉強する子ども」や学校の授業を一度で聞けば理解し覚えてしまう「天才型の子ども」もいます。東大生が語っているのを聞いたことはないでしょうか。

 

子供が楽しく、積極的に勉強するには?

何も言われなくても勉強する子供はいる

「親から勉強しろと言われたことは一度もない」と。上記のようなお子さんであれば親が勉強しろと言わなくても成績は良いはずです。

しかしそんなお子さんは稀な例で、ほとんどのお子さんは勉強よりも遊びの方が好きだし、勉強は好んでやるものではありません。

 

でもそんな子どもたちの中にも、成績の良い子どもはいます。それは、「勉強は好きじゃないけど、やらなきゃいけないことだし、良い学校に入りたいから頑張る」という努力家たちなのです。

勉強はやらなければならないこと。それは小学生でもわかります。小学生であれば宿題はやらなければならないことだとわかります。

 

中学生になればテスト勉強が必要なことはわかります。やらなければならないとわかっているけれど、なかなか重い腰が上げられないのです。

そんな子どもに私たち親は、「勉強しなさい!」と口うるさく注意してしまします。そして時折「そんなことわかってる!」と反抗され、我が子が勉強をしないことを嘆いてしまうのです。

 

 

親のあなたはなにか努力している?

しかし思い出してみてください。自分自身が子どもの頃、勉強は好きだったでしょうか。自分からすすんでやりましたか。漫画よりゲームよりテレビより勉強が好きでしたか。

そしてもう一つ。お子さんに「勉強しろ」と言いながら、自分はスマホをいじっていたり、テレビを見ていたりしませんか。

 

「勉強は子どもの仕事。親の仕事は会社へ行って給料をもらうことと家事をすること」という意見はもちろんです。

でも家でゴロゴロしている妻に「給料が安い、もっと働け」と言われたり、家事を一切手伝わず家でゴロゴロしている夫に「家が汚い、食事がまずい」と言われたら、仕事や家事はやる気になりますか?

 

もしお給料が淋しいのなら妻がパートへ出ればよいし、家が散らかっていたり食事が美味しくなければ、掃除は夫が休みの日に手伝いその間に妻が手の込んだ料理を作ればよいと思いますよね。それをお子さんの勉強にも当てはめてみてください。

子どもに「勉強しろ」と言った時、もし子どもが「じゃあ、何をやればいい?」と聞いてきたらどうするでしょうか。

 

 

具体的な勉強を教えてあげる

「今日の授業の復習をしなさい」「問題集をやりなさい」と答えるのならまだ良い方で、「そんなこと自分で考えなさい!」と言ってはいないでしょうか。

自分で勉強内容を考えられるような子どもなら言われなくても自分から勉強を始めます。

 

「勉強のことはわからないし、自分には関係ない、でも子どもには勉強させたい」というのは虫の良すぎる話です。

親が子どもの勉強内容全てを把握する必要はありません。けれども、今子どもが学校でどんなことを学習しているのか、そのくらいは理解しておいてよいのではと考えます。

 

それすらも知らない親に、「勉強しろ!」とスマホ片手に言われても、心に響く子どもはいません。

子どもが勉強している間は自分も家に仕事を持ち帰ってやる、読書をする、子どものために美味しいご飯を用意する、など環境を変えるだけで子どもの気持ちも変わります。

 

 

勉強しない子供に勉強してもらうなら環境を変える

環境も変えずに子どもだけを変えようとするのは難しいです。「天才型」や「勉強大好き」な子どもにはなれないかもしれませんが、「やらなきゃならないことだから、努力する」子どもにはみんななれる可能性があります。

子どもがいつか自分からやる気になるのでは、と待っていたらどうでしょうか。もしかしたらいつの日かやる気になって自分から勉強を始めるかもしれません。

 

その日はいつでしょうか。中学生であれば受験間際にやる気になったとして、時間は足りるのでしょうか。そして一生、やる気にならない可能性だってあります。

「仕方ない、ぼちぼちやろうかな・・・」その程度で良いのです。その一歩を踏み出せるように、親のサポートが必要なのです。

 

まず子どもと一緒に教科書を読むだけでも良いのです。そして勉強している間は自分もスマホやテレビは我慢して仕事をするとか、一緒に横について同じ勉強をして、子どもと競争するのも張り合いになるのではないでしょうか。

子育ては難しいです。親の立場、威厳というものも守らなければなりません。

 

でも子どもは親の奴隷ではありません。自分が子どもだった頃のことを思い出せば、闇雲に口うるさくお説教もすることはなくなるし、我が子が生まれた瞬間はどう感じましたか?「元気で生まれてきてくれてありがとう」その一言だったのではないでしょうか。

 

その気持ちをベースに、子どもが良い将来を迎えられるように親が出来るサポートを、心惜しみなくしてあげましょう。

口に出すだけでなく態度でしめす、親の背中を見て子どもは育つのですから。

Posted by dobutu