関節リウマチの検査方法や治療薬、副作用や注意点

早期に関節リウマチの薬を使用した場合、腫れや指の変形が抑えることができます。今回は関節リウマチの検査方法や薬の種類などを紹介します。

 

関節リウマチの検査方法

血液検査

自己抗体

自己抗体とは関節リウマチで自己免疫反応が起こった際に体内で作られるものです。主にリウマトイド因子と抗CCP抗体の量やなどを調べることで関節リウマチの検査を行うことができます。

 

炎症反応

体内で起きている炎症の強さをCRPや赤沈(血沈)で調べることができます。

 

画像検査

x線

骨の欠損や変形、軟骨の減り具合などをチェックします。

 

超音波やMRI

発症して間もない場合は超音波やMRIで炎症を見つけて異常を発見することができます。

 

 

関節リウマチの第一選択薬

免疫抑制薬・メトトレキサート

関節リウマチの炎症は免疫細胞や滑膜細胞の増殖によって引き起こされます。このときに細胞分裂に必要なビタミン、葉酸です。

メトトレキサートはこの葉酸の働きを止めることで細胞の増殖を抑えて、その結果関節の炎症を抑えて骨の変形を防ぐことができます。

 

副作用は肝機能障害や消化器症状(メトトレキサートの量に比例)、骨髄抑制(白血球の数を下げる)があって、まれに間質性肺炎などがあります。

それだけでなく妊娠中や妊娠を希望している期間は使用することはできません。DNDの合成抑制なので胎児への影響がある可能性があるからです。

免疫細胞や骨膜細胞に作用する免疫抑制薬で効果がない場合はサイトカインや免疫細胞に作用する生物学的製剤を服用します。

 

 

関節リウマチの生物学的製剤

炎症性サイトカイン、TNF-α、IL-6を抑えるものや免疫細胞のT細胞を抑えるものがあります。薬は7種類あって、メトトレキサートと併用して使わなければいけないものもあります。

 

メトトレキサートの併用
インフリキシマブ  必須
 アダリムマブ 推奨
エタネルセプト 単剤
ゴリムマブ 単剤
セルトリズマブ・ペゴル 単剤
トシリズマブ 単剤
アバタセプト 単剤

 

 

これらの薬はそれぞれ使用方法が異なります。

  • 点滴
  • 注射(医療期間で打ってもらうもの)
  • 自己注射(2〜4週間のトレーニングを受けて自分で打つ)

 

その方の環境に合わせて(時間があるかないかなど)薬を選択していきます。効き目はどれもほぼ同じなのでどの方法が良いかだけで選択することができます。

 

 

インフリキシマブ 点滴
アダリムマブ 注射・自己注射
エタネルセプト 注射・自己注射
ゴリムマブ 注射
セルトリズマブ・ペゴル 注射・自己注射
トシリズマブ 点滴・注射・自己注射
アバタセプト 点滴・注射・自己注射

 

薬は関節リウマチの50〜60%の人に効果があり、効いたとしても途中で効かなくなることもあります。

効かなかった場合に別の薬を服用します。副作用としてはまれですが悪性腫瘍の頻度が少し上がったり、アレルギー反応による気分の悪さや血圧低下などがあります。

一番多いのは感染症です。特に高齢者やCOPD(肺の病気)、糖尿病、肺炎などの感染症経験者は重い感染症を引き起こしやすくなっています。

Posted by dobutu