日本人が塩分を摂り過ぎてしまう理由とは?

将来私たちがどのような病気になるか、どれくらい元気でいられるかということにとても「塩」が関係しています。今回は塩の大切さについて紹介します。

 

摂るべき塩分

毎日成人男性が摂っている塩の平均量(男性は14グラム、女性は12グラム)を30歳くらいから30年間摂り続けるとすると、30年後の血圧は144mmHg、8グラムを30年だと134mmHgとたったの6グラムでこれだけ血圧も変わってきます。

血圧がこれだけ違うだけで心筋梗塞や脳卒中を引き起こす可能性も低くなります。いかに減塩が大切な事かがわかります。

 

一生で食べられる塩の量は大体決まっていて(個人差はありますが)、若い時に摂り過ぎてしまうと血圧は上がってしまいますが、年齢を重ねてから摂ってもなかなか血圧は上がらないんです。

そうすると病気にもかかりにくくなります。WHOが奨めている目標量は5グラム未満で、平均の約3分の1程度となっています。

 

いきなり5グラム未満は難しいと思うので、7〜8グラム程度を目標にして少しずつ減らしていきましょう。

日本の食べ物は意外としょっぱいものが多く、醤油や漬け物などで知らず知らずのうちに塩分を摂ってしまっていることがあります。

 

 

日本人が食塩を摂り過ぎてしまう理由とは?

うまみ+食塩が味のベース

これが日本人の味のベースになっていて、どうしても濃くしょっぱくなってしまうんですね。外国では油や香辛料をよく使用しています。

 

 

塩蔵の発達

寒い冬の間は食べ物が途切れるのでそれを貯蔵するため、他には腐敗を防ぐために塩蔵を行っています。そうやって冬や夏を乗り越えてきました。

現在は冷蔵庫、冷凍庫がありますし、保存食も作る必要がないので、そういったところを少しずつかえていくしかありません。

 

 

塩分が多く含まれている食べ物とは?

  • (干物、塩蔵魚、練り物)
  • (ハム、ソーセージ、ベーコン)
  • 調味料(しょうゆ、ソース、ドレッシング)
  • 漬け物
  • みそ汁
  • 麺類

 

比較的加工食品や調味料が目立ちます。思っている以上に麺類は塩分を含んでいるので、汁を全部飲むのはやめましょう。

あるいは、自分でスープの粉末の量をおいしいぎりぎりの量まで減らすのも効果的です。慣れれば今まで食べていた味が濃く感じて、薄い味に慣れてきます。

 

 

塩味に気付きにくい食品

 

  • 食パン  0.8グラム(6枚切り1枚)
  • はんぺん  1.5グラム(100グラム)
  • 焼きちくわ  2.1グラム(1本100グラム)
  • ノンオイルドレッシング  1グラム(大さじ1)
  • スポーツドリンク  0.6グラム(500ミリリットル)

 

これらは塩分は含まれていますが、塩の味をほとんど楽しんでいない食品です。このような物にも注意して食べるようにしましょう。

加工食品には栄養成分表示というのが記載されています。エネルギーやタンパク質、脂質などですね。ナトリウムという成分も記されていることがありますが、これが要注意なんです。

 

食塩は塩化ナトリウムなのでナトリウム(Na)2.1グラムと記載されているとすると、塩素(Cl)が2.54グラムなので、食塩は5.3グラムとなってしまうんです。

大体ナトリウムの倍程度はあるので、ナトリウムだけ見て判断するのは「少ないじゃん」という勘違いに繋がってしまうので気をつけましょう。

 

他の国ではすでに食塩と記載されていて、日本でも近い将来食塩と記載されるようになる予定なので安心して下さい。

外国ではこのような減塩対策に取り組んだ結果、心筋梗塞や脳卒中を大幅に減らす事ができたそうです。

病気になってしまっては美味しい物も食べられなくなってしまう事もあります。このような基準を守り、安全な食生活を送りましょう。

Posted by dobutu