男性の子育て、女性の社会進出で男女の扱いに差が

昨今、共働きが主流になり、結婚・出産したら退職するという人も少なくなってきました。

女性が社会で活躍できる場のサポートの一環として、保育園に入園できない待機児童に関しても大きく報道されるようになりました。

 

男性の子育て

今や、女性を募集しているという企業やポジションも多いように思います。20年前に比べるとだいぶ子供を持つ女性の働き方や周りの印象も変わってきたのではないのでしょうか。

それと同時に改善されたのが、男性の子育てへの参加です。

 

20年前は、男性が子供のために、会社を早退、もしくは休むということはあり得なかったはずです。

許されない一因としては、男性の育児参加の社会のイメージが悪かったこと、育児は女性のものという認識が定着しており、男性が育児のために仕事を疎かにすることが許されなかったのでしょう。

 

それと比較すると、最近はどうでしょう。男性の育休も企業によっては取り入れていますし、子供の病気や保育園のお迎えのために早退する男性も増えてきていますし、社会のイメージは、とても良いこととして広まりつつあります。

ここで比較したいのが、子供を持ちながら社会に進出しだした女性と仕事しながら育児に参加しだした男性です。

 

 

育児に関して男女で社会的に差が

比較対象の男女は、性別以外同じ条件であることにお気づきでしょうか。

両方とも子供を持つ親、正社員で働く社会人ということです。男性が、子供のために早退を申し出た場合、周りは感心の目でも見るのではないのしょうか。

 

イクメンがもてはやされる時代に変わったわけです。一方で、女性が子供のために早退を申し出た場合、どうですか?同僚からは「子持ちだからってズルい」、上司からは、「子持ちには一人前の仕事を任せられないな」と思われる原因になる。

今まで男性がしてこなかった育児という世界に、男性が入りこんだことで、男性はもてはやされました。

 

一方で、今まで男性社会であった仕事の領域に女性が進出したことで、女性はバッシングされます。

しかし、女性が社会進出したことにより、今後より一層改善・飛躍が期待される業界があると考えられます。

 

一般的にあまり知られていないと思いますが(特に男性は)、女性しか経験しないこと、たとえば妊娠・出産・育児などの世界はまだまだ何十年前に作られた制度にもとづいて21世紀の今も実施されているということです。

それは、今まで社会経験がある男性が介入する必要がなかった世界であること、そして社会経験がない女性相手の商売であるため、今のやり方で定着し改善する伸びしろがなかったという理由があると考えられます。

 

妊娠・出産などのライフイベントは、女性でも体験する人としない人がいますし、人生に何回もあるようなことではありません。

でも、だからこそ、初産の方には特に情報が必要だと思います。しかし、事前の情報もなにも提供されないまま、全てが進んでいくのです。

 

信じられますか?もし、男性にも妊娠出産の機会があった場合、今のようなプロセスになっていたでしょうか?少なくとも、情報社会の現代には、あり得ない情報共有のなさだと思いますし、ライフイベントとしてはかなり大きいイベントの割に、かなりクローズな世界だと思います。

その原因は、社会に出て働くということをしてきていない女性相手の商売だからではないでしょうか。

 

 

女性の社会進出で

今後、社会進出した女性が増えていくことで、この妊娠・出産というイベントもかなり改善されるのではないかと思います。

未だに、医者の言ってることだけしてればいいから、というような一方通行なコミュニケーション方法、そして、妊娠してから出産までの一連の流れが一切説明されず、その場になった初めてわかるというこのプロセスのなさには驚きです。

 

更に育児の面でも改善が期待されるのではないかと思います。

例えば、子供定期検診など、あれは2,30年前に考えられたチェックリストにもとづいて、2,30年前に作成されたテスト内容を、今の2017年の子どもたちに行っているのです。

 

ここまで時代錯誤な業界はありますでしょうか。こういった時代錯誤な行動が許されるのも、社会人経験が少ない女性を相手にした行事だからではないかと思います。

女性相手の商売で現在改善しつつあるのが、保育園問題ではないでしょうか。

 

まだまだ改善の余地はあります。保育園の待機児童の問題だけではなく、保育園内部のローテクノロジーさには驚かされます。

それこそ、私の母が私を保育園に通わせていたときとなんら変わっていないわけです。

 

保育園側もそして親側も両方の負担が減るような仕組み、セキュリティなど本当はもっともっとあるように感じるのです。

保育園に提出するタイムカードや連絡帳の連携方法など、書類関連に時間を費やすよりも目の前にいる子供にもっと注力を注ぎませんか?

 

最後に、女性として生まれてきた時点で人生ハードモードなんて言われます。

女性として生まれてくると、男性が経験することは全て、しかし彼らが経験しないことまで乗り越える必要があるからです。

 

男性の場合、社会に出たあと、とにかく働くのみです。他にライフイベントと言えるようなことは特にないように思えます。

女性の場合は、その後、妊娠・出産、育児のようなライフイベントに加え、職場復帰というかなりハードルが上がった就職活動もあるわけです。

 

このような波乱が含まれた人生となるのは、女性として生まれてきた時点で、決められたようなもので、しかしだからこそ女性の人生は面白いのです。

男性のように全て与えられ、自分のためだけに生きれば良いだけの人生ではないですから。

Posted by dobutu